ビスクランプ注入工法

工法紹介

ビスクランプ注入工法

直張りタイル貼り付けモルタル浮き補修

剥落防止10年保証
特許工法 特許第6148375号

既存タイルを剥がさず補修!
タッピングビスを強力にねじ込み、
タイルの浮きを確実に固着!

これまで直張りタイルの落下事故の原因の多くは、タイル張り付けモルタルと下地調整モルタルや下地コンクリート表面との界面に発生しています。従来のタイル外壁補修工法では浮き部分に十分な注入ができない場合があり、多くは張り替え工法で補修されています。
ビスクランプ注入工法は、直張りタイルの浮き補修を目的に開発された注入補修工法で、タイルを剥がさず補修が可能です。直張りタイルの補修に関するさまざまな問題をクリアにする画期的な工法です。

特 徴

ビスクランプ注入工法で、短工期&低コスト化が実現!

施工性を革新!

独自開発のタッピングビスを、強力にコンクリートにねじ込み、ハイ&ロー構造のネジ山で抜群の緊結力を発揮。ムラの少ない安定した施工精度を保ちます。

材質 ステンレス鋼 SUS410
スーパーパシペート処理
コンクリート引き抜き耐力※ 注入材あり 3600N/本以上
注入材なし 1700N/本以上

※ビスの埋め込み深さ20mmの場合

美観性を革新!

既存タイルを剥がさず、そのまま補修が可能なため、タイルの色ムラが発生しません。また施工跡が目立たず、タイルそのままの美しい仕上がりを実現します。

保証を革新!

ライセンスを取得した外壁剥落防止協会の会員による責任施工で、最長10年のタイル剥落防止保証をお約束します。

直張り工法とタイルの浮きの関係について

張り付けモルタルの浮きって?


タイル直張り工法で施工されたタイル外壁で多く見られ、躯体とタイル張り付けモルタル層との間に生じる浮きの現象です。この浮きには、タイル張り替え工法で補修することが有効的といわれていますが、さまざまな問題点も多く指摘されています。

張り替え工法の問題点

● 工事期間が長く、費用が高い
● タイルの色がそろわず見た目が悪い
● 再剥離の可能性がある

● 騒音、粉塵により近隣に迷惑がかかる
● 部分的な補修に適さない
● 保証がない

ビスクランプ注入工法なら
すべての問題点を解決できます!

ビスクランプ注入工法とは

外壁仕上げモルタルやタイルの浮き部分を特殊ステンレス製タッピングビス「ビスクランプ」の優れた保持力とエポキシ樹脂の接着力で強力に固着させ、仕上げモルタルや外壁タイルの落下を防止します。その固着力は、下地調整モルタルの浮きにも効果を発揮し、10年間の剥落防止保証を実現します。

その他にも下地が

ALCパネル板
押出成形セメント板

のタイルの浮きにも対応します。

施工工程

作業手順

  1. 1

    浮き補修範囲の確認

    浮きの状況を確認し、補修範囲を決定します。

  2. 2

    穿孔

    タイル目地[通し目地:4枚 馬踏み目地:3枚]に1孔間隔で下地コンクリートの中に20mm以上穿孔します。
    ※コンクリート用ビット 4.0mmを使用する。 ※45二丁掛け(通し目地)の場合:50孔/㎡

  3. 3

    座堀

    座堀用コンクリートビットは、目地幅(5mm程度)以内のビットで深さ1~2mm 程度で座堀します。

  4. 4

    孔内清掃

    電動ブロアーなどで孔内をきれいに清掃します。

  5. 5

    注入

    注入用エポキシ樹脂「BB ボンド」を充填した注入ポンプのノズルを注入孔に 挿入し、1ケ所につき標準で約6g(3~4ストローク分)圧入します。

  6. 6

    タッピング

    BBボンド注入後すぐにタッピングビス「ビスクランプ」を、電動ドライバーで 皿頭までねじ込み、下地コンクリート層と固着させます。

  7. 7

    清掃

    孔内に周辺目地セメントと同色の目地セメントを詰める。その後、清掃します。

  8. 8

    完了

    仕上がりを確認し、完了。

保 証

あんしん保証サポート

ビスクランプ注入工法には、最長10年のタイル剥落防止保証をお約束します。工事にあたってはライセンスを取得した外壁剥落防止協会会員による責任施工ですので、安心してお任せ下さい。
※当協会員が施工した箇所のタイルが剥落し、第三者に法的な損害を与えた場合に適応されます。
※外壁剥落防止協会の正規会員による施工に対してのみ保証制度が適用されます。